日本人はなぜ白粉で顔を不自然なほど白くしてたのか?→まさに『陰翳礼讃』の世界観!【タイ人の反応】

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日本のTwitterで「なんで昔の人って白粉で不自然なほど顔白く化粧してたんだろ。そういう美意識だったの?」という投稿が話題になっていたことがタイでも紹介されていました。日本の昔の人が白粉を塗っていた理由を知ったタイ人の反応をまとめました。

新着記事(翻訳)

なぜ昔の日本人は白粉で不自然なほど顔を白く化粧していたのか?

先日、日本のツイッター民「道民の人 (@North_ern2) 」さんが興味深いツイートをしていました。

「道民の人 (@North_ern2) 」さんは子供の頃から「なんで昔の人って白粉で不自然なほど顔白く化粧してたんだろ。そういう美意識だったの?」と思っていたそうですが、2月に開催された「毒展」の展示を見て、昔は照明が暖色だったので白粉を塗った顔がちょうど「白い肌」に見えるのだということを理解したそうです。

「伝統」に関する海外の反応

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子供の頃から「なんで昔の人って白粉で不自然なほど顔白く化粧してたんだろ。そういう美意識だったの?」と思ってたんだけど、2月に毒展の展示を見て理解した。昔って照明が暖色だったから白粉塗った顔がちょうど「白い肌」に見えるんだなって。

ちなみに「毒展」になぜ白粉が展示されていたかというと、当時の白粉は鉛や水銀といった重金属を含み、慢性中毒にかかる人が多かったというのが理由です。

それでも貴重品だったので紀伊半島、特に伊勢や伊賀で生産された白粉は大正頃まで化粧品や医薬品として使われ続けていました。

このツイートは1万回以上リツイート、6万回以上いいねされ、日本のネット民からたくさんのコメントが寄せられていました。

日本のネット民のコメント

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タイ人の反応

昔は今に比べて部屋が暗くて数本のろうそくか行灯の明かりしかないし、その明かりもゆらゆらと揺れていただろうから(古い映画やホラー映画に出て来るような感じ)、白粉を顔に塗っても不自然な真っ白さには見えなかったんだろうね。

人形が怖すぎる!

人形が怖すぎるというコメントをしている人たちの家に今晩この人形が現れますように😆

この人形がちょっと怖いんだけど…w

びっくりした!!

怖いよ~。

暖色の照明でもやっぱり不自然に白く見えるよ。きっとろうそくの明かりしかない状態の暗い部屋で見なきゃいけないんだろうね。

おそらくその通りだろうね。暗い部屋でろうそくを灯すとちょうど「白い肌」になるんだと思うよ🙂

首まで白粉を塗らないと顔だけ浮いているように見えるんじゃない?

どうして唇を突き出しているんだろう?😗🤔

と、いうことは昔のタイ女性が顔を白く塗っていたのも照明が暖色だったからなのかな?

この写真の人形は女性? それとも男性?

それでもまだ不自然に白く見えるよ。きっと照明の色の他に理由があるんじゃない?

明かりの色が関係していたんだね。昔は行灯を使っていたから。

近所の若い子たちが白塗りのメイクをしているのはこういう理由だったのか。

昔の女優もこういう白粉を塗っていたよね。

暖色の照明の方が怖いんだけど…。

なるほど、ずっと不思議で仕方なかったんだよね😎

そういうことだったのか。

昔の人はアプリで盛れることを知らなかったのかな?

私の部屋の電球はオレンジ色にしているよ。勉強するとき、目が痛くならないからね。昔、興味本位で顔中を真っ白に塗りたくったことがあるけど、オレンジ色の照明の下では本当にちょっと赤みがさした健康そうな美肌に見えたよ。昔みたいなろうそくの明かりはオレンジ色の電球よりも暗いだろうけど、美肌効果はそんなに変わらないんじゃないかな。(でも、白色電球の部屋の明かりをつけた時は本当にびっくりしたよ😂)

とても興味深いなぁ。さっそく今日試してみるよ。両親の部屋の照明がちょうどいい色なんだよね。フフフ。

絶対に白色照明の部屋の電気はつけないでね😂

ちょっと! 計画をばらさないでよ!

日本にはタイの米粉やミャンマーのタナカみたいな自然由来の化粧品はないの?

肌を白く見せるために水銀や鉛を使うのはその時代世界中で普通に行われていたことだよ。ヨーロッパでも中国でも使われていたけど、タイ周辺はラッキーなことにその時代ハーブで肌を整えるのが流行していて、決して色白がもてはやされているわけじゃなかったんだよ。

どの角度から見ても怖すぎるよ。この時代の流行だったのかな? 白ければ白いほど美人と言われてた時代だったんじゃない?

今のメイクアップアーティストも、顔だけ宙に浮いているみたいに白くする人がいるよね。さすがにここまで厚塗りではないけど。

怖すぎるよ! ヘビのおばけが出て来る日本のホラー映画を思い出しちゃった。

昔は照明が暖色だったから顔を真っ白に塗るとちょうどいい色白顔になったんだね。メイク用の鏡にライトがついているのはそういうわけだったのか。

暖色の照明の部屋でメイクをすると、下地の色を間違えたり厚塗りしすぎたりすることがあるから気を付けたほうがいいよ。外の光の下で自分の顔を見た時かなりびっくりするから。

毒のせいで顔に湿疹ができるから、さらに厚塗りしなきゃいけなくなるんだよね。エリザベス1世について書かれた本で読んだことがあるよ。

この人形、泥棒よけに家に置いておきたいなぁ🤔

白塗りメイクはまだ理解できるけど、なぜ唇を突き出しているんだろう?

ตั้งแต่เขายังเด็กเคยสงสัยมาตลอดว่าทำไมผู้หญิงญี่ปุ่นสมัยก่อนต้องแต่งหน้าเป็นสีขาววอก

コメント

  1. 古今東西、か弱い女性=美しいとされてるから。

    • それもあるけど、下民は風呂に入れず垢がたまって黒かったからその逆ってのも大きいんじゃないかな?
      力強い男性であるところの歌舞伎役者も地は白くするわけだから。

      • 江戸の庶民は仕事前、仕事後、で日に2回銭湯に行くのが流行ってたよ
        庶民の肌色が黒いとしたら主に垢とかではなく肉体労働での日焼けのほうだね

        日本は水資源は豊富過ぎるほど豊富な国柄だから、内陸の中国とか大陸とは違って体を洗う文化は非常に盛んで、井戸端会議という言葉も残ってるように井戸は非常に多く、各町角にあったので、仮に風呂でなくても行水して水を浴びたりして清潔を保った

        畳だから毎回、家に上がるたびに足を洗ったりね

      • 日本の水資源は豊富じゃない
        世界トップクラスの急勾配の多さと長大な河川もないせいで多くの水は海に流れ出してしまう過酷な地形だ
        それを治水整備でどうにか生活用水を確保できているってだけ

  2. そういえば ドラマJINでも歌舞伎役者が鉛中毒になってたな

  3. 江戸時代の日本の庶民の文化力は凄いと思う
    日本ではその後も上流社会ではなく戦前の一般庶民でも広い層の人が毎日しっかりお化粧して整髪してた
    一部のヨーロッパの国以外あまりそういう国ってないと思う
    なので日本の化粧品メーカーも老舗がある

    • どちらかと言うと江戸時代の文学というより江戸の文化かと

      • ムクドリと呼ばれる季節労働者が地方から来ていたし、参勤交代で文化の交流もあった。
        幕末まで学問は地方のほうが進んでいて、江戸へ行くとは教えに行くことを意味した。
        これに危機感を持った幕府が学校を作ったのが東大の遠祖。

        参勤交代は文化や学問から見れば理想的な形態かも。他国と交流をしつつも地元で熟成させる時間を持てた。そして江戸へ教えに行く。

      • >89642

        >89659

        日本橋1丁目あたり人形町はあたりは、江戸を代表するような土地柄と言われてるけど、そこ元々は「大坂町」、「元大坂町」という地名なんだよね

        これに関しては参勤交代ではなく、元から徳川家が幕府を作る時に大阪から人を連れてきたことと関係してると思う(今も大阪は人形浄瑠璃が世界無形遺産に登録されてる)

        その時に江戸前の海の漁業権も大阪から呼んだ漁師さんにしか権利が与えられなかったこともあったり、江戸の町っていうのは幕府が布かれた最初の最初から他の土地から来た人達の集まりだったのかもしれないね(江戸の町ができた場所は元々はほぼ原野で築城後に江戸湊の埋立で広くして街を形成していったことも考慮すると)

        また、もちろんその後の参勤交代も人とモノの流れに大きく影響したんだけど、参勤交代の一番の功績は経済の流れと言われてる
        全ての大名が江戸につくまで大勢を引き連れて各地を豪勢に泊まり歩くので、日本全体にお金がいきわたった
        日本全体で経済の流れがよくなったおかげで各地に庶民の文化がはぐくまれやすくなったということらしい

  4. 白塗りは遊女か歌舞伎役者
    芸者も白塗りはしない(江戸時代の舞子は知らん)
    特に遊郭に出向く芸子は、遊女と張り合わないためにノーメイクだったそうな

    で、遊女も役者も遊廓や芝居小屋での仕事、当時の屋内照明(蝋燭)で顔貌を見やすくするため

    • 遊女とか舞妓とか仕事するのが夜だしね
      歌舞伎役者も室内だから照明の元で客に見られる前提のメイクってことだよね

  5. そういえば同じミネラル入りの粉でも、それがもし亜鉛だったらみんな幸せだったのにって思う
    亜鉛も白い色がつくけど鉛や水銀とは違って、亜鉛は今もアレルギー用の軟膏があるくらい炎症を抑えて肌に有益な成分でもあるから

    • 当時の技術では一番綺麗な白色が出るのが鉛白だったので
      みんな体に悪いことを承知で使ってたんですね
      発色が劣るけど安全な白粉使っても、見る人からすれば安全なんだいいね、とはならないので…

  6. 暖色どころか、蝋燭2-3本、オイルランプ一つ位の明るさで暮らしてる様な時代よ。

  7. うむ、そういう面もあっただろうが、いつのまにやらそれがスタンダードになっていったんじゃないかな。遊郭とかも昼間からやってたし。

    • 舞妓体験であのメイクしたことあるけど「色の白いは七難隠す」って言う通り肌が綺麗に見えるんだよね
      真っ白にするからシミもしわもわからんしその上にアイメイクとかするし
      自分で鏡見ても自分っぽくない不思議な感じだったよw

      • ワイも昔やったわwww
        そんで紅差す前の眉なし血色ゼロの顔がホラーすぎて爆笑した記憶

  8. 暖色だからというより暗いからだと思うが。

    • 昔の蝋燭や行燈の明るさなんて、現代の照明器具についているナツメ球の半分程度の明るさしかない。

  9. 儒教的価値観だろ。肉体労働蔑視。労働者は日焼けして黒い。儒教の教養がある人間は内勤で白い顔。白い顔のほうが良い(偉い)

    • 暗いからだよ。

    • 儒教が入ってきたのなんて近年の話。
      日本に儒教が入るより、ずっと昔から白肌信仰はあった。
      もっと単純に、上流階級のお姫様への憧れだろう。

    • 白粉は儒教よりはるか昔から使われとるわ。蝋燭どころか月明りで宴やるから、顔が大きくて白くないと存在そのものを認識されないんで身分とか関係ない次元の話だぞ。貴族なら平安時代には月明りに映えるように鉛の白粉と貝の白粉、植物性の白粉(これも毒性があった)を部分で使い分けてたほどだ。光の反射が違ったからな。

  10. 普通に考えれば浮世絵が流行ってそれをコスプレしたらこうなるって感じなんだろ

  11. 同じ事は秀吉の金の茶室にも言えるのに
    そこをフォローする人は俺しかいない

  12. まあ、それと芸者界隈に京文化への憧れみたいなものもあるかもな。
    大阪商人たちが船場言葉を話し始めたのもセレブな京都の商売人や公家さんをインスパイアしたせいだし。

  13. 花魁とか役者はのっぺらぼうにしてから「顔を描く」と「流行りの美人絵」と同じ顔になるからな
    一般女性にそういう意識は無かっただろうが、最近の整形と発想は同じ。夜職にソシャゲキャラみたいな顔の子おるやろ? 

  14. 江戸猫八師匠(先代・・先先代?)の講談で、父親は地方回りの女形だった、ワタシとそっくりの顔だった。その顔で女形が務まるのかって?昔は照明が暗かったので顔なんか見えやしないんです。というのがあった。(NHKラジオ)

  15. 鈴木その子は顔を白く塗ったうえでさらにその子ライトで強い光も当ててたんだぞ

    • あれは鈴木その子が意外に笑いへ理解のあった人だからやってたわけでw

  16. >>「道民の人 (@North_ern2) 」さんは子供の頃から「なんで昔の人って白粉で不自然なほど顔白く化粧してたんだろ。そういう美意識だったの?」と思っていたそうですが、2月に開催された「毒展」の展示を見て、昔は照明が暖色だったので白粉を塗った顔がちょうど「白い肌」に見えるのだということを理解したそうです。
       
    遠からずと言えど当たらずw
    単純に暗かったんよ、昔の照明は
    ちょっと離れた位置の人にも顔をできるだけ見えやすくなるように白塗りにしたんね
    お座敷よりもっと広い場所でやる歌舞伎の隈取も同じ原理よ

  17. し…白粉

  18. 身分の高い女性は肉体労働しない=色白=色白への憧れ
    という説を聞いた事あるな

  19. 室町時代の貴族も白粉を使ってたから江戸の文化でもないんだよなあ

  20. 白熱電球が発明されるまではどこの国でも程度の差はあれ極端な白塗りにこれまた極端な頬紅と口紅がデフォだったんだわ。

  21. >日本の情緒ある暮らし。

    庶民は白塗りなんかしません
    遊女か役者くらいやろ
    どこに情緒があんねんw

  22. >庶民は白塗りなんかしません
    いやいや 江戸時代には 庶民もおしろいしてたよ 
    高価な鉛白は田舎の庶民は特別な時しか使えないけども貝殻粉や穀物の粉などを上手く使ってた
    貧しくとも無いなりに工夫する 女の美への執念ナメたらあかんぜよ?

  23. 東南アジアのキャバクラとか行くと、首の色と顔の色が明らかに違う舞子メイクをしている女をよく見かけますね。

  24. 歌舞伎の舞台では今も蝋燭と似た色の光を使うのかな?

  25. つまり夜用の化粧ってこと?
    でも夜の火の光でも明らかに相対的に他者より白いから
    不自然さはあまり変わらないような

  26. しかもこれ日本に限ったことでもないのだ