日本のTwitterで話題になっていた「1964年の東京五輪のためにデザインされたピクトグラムがどのように生まれたのか?」がタイでも紹介されていました。当時のピクトグラムを見たタイ人の反応をまとめました。
東京五輪のピクトグラムが生まれた経緯
先日、日本のツイッターで「東京オリンピック開会式で使われたピクトグラムの生まれた経緯が話題になっていました。
1964年の東京五輪のためにデザインされたピクトグラムは、いったいどのように生まれたのでしょうか?
それでは、そのツイートをご覧ください。
「アイデア」に関する海外の反応



今回の開幕式で話題になった(らしい)ピクトグラム、もとは1964年東京五輪のためにデザインされたもの。
今回の開幕式で話題になった(らしい)ピクトグラム、もとは1964年東京五輪のためにデザインされたもの。担当したのは当時の若手デザイナーたちで、3ヶ月ほぼ無給で働いた彼らが得たものは、入場チケットの現物支給と著作権放棄の契約書へのサイン。そして未来まで語られる時代の熱気と美談 pic.twitter.com/llssejm5Ir
— dɾ̣xq (@blogdexjp) July 24, 2021
ツイッター民「dɾ̣xq (@blogdexjp) 」さんによると、1964年の東京五輪でピクトグラムを担当した若手デザイナーたちは3ヶ月無休で働き、入場チケットの現物支給しか報酬がなかったようです。
しかし、彼らの努力や熱意は当時の美談として現在も日本のテレビで紹介されるなど語り継がれています。
このツイートは1万回近くリツイート、2万回以上いいねされ、日本のネット民からたくさんのコメントが寄せられていました。
日本のネット民のコメント
業務委託時に著作者に著作権が残るケースは少ないですね。
ここは現代でも同じです。
心配な方は今やってる仕事の契約書確認を!
— ビーオー/著作権ブログ📝書いてます (@bo_rights) July 26, 2021
アスリートと同じような扱いだったのかな?
— 🌈Yuri (@humanbeingyuri) July 25, 2021
そんな背景が…
胸が痛いですねせめて、この時代から栄誉を送りたい
— 北海道産ちか (@memaimain89) July 24, 2021
金かけると良いものが出来ないが
善意で作った物が永遠に評価される
日本🇯🇵の不思議。
— which333@(CV:大塚◎夫) (@which703shf) July 25, 2021
無給はいただけないが、著作権放棄をしてくれたおかげで世界中に広まった。
感謝— 旅人 (@aska19691) July 25, 2021
このリプ欄にネガな事を書いてる人へ。
おそらく通常の仕事をしながらの開発だと思う。
この方々が日本のGデザインのレベルを大いに上げて、世界へと発信した。
無償で行ったのだが、その後に世界から素晴らしい評価得ることとなった。
今のタダ働きと一緒にしてはいけない。志が全く違う。— Zaphase㌠ 蜂ホーーーー! (@su_dara_cat) July 25, 2021
五輪ってこういう無茶苦茶なことしないとやれないのかも。
— くまぷー (@pblogweb) July 25, 2021
タイ人の反応
シンプルでかわいくて、とっても好きなデザインだよ。
オリンピックの開会式、とても素晴らしかったね。
本当に素晴らしい日本のアイデアだと思うよ。
世界中の人々が共通して意味を理解できるピクトグラムは本当にオリンピックの財産とも呼べるものだよ。どんな人たちがデザインしたのか、今、その人たちは何をしているのか知りたいなぁ。報酬がオリンピックのチケットだけだなんて凄すぎる!
日本はイラストやマークによって何もかも伝えることを可能にした国だよね。本当に素晴らしいよ。
ピクトグラム、大好き! 一見なんでもないシンプルなマークに見えるけど、実際はいろいろなことを伝えているんだよね。
素晴らしい発想だよ…。
シンプルだけどはっきりと意味を伝えているよね。大好きだよ😍
トイレのマークを思い出しちゃった。
オリンピックの開会式のピクトグラムさんがとても面白かったなぁ。
いざオリンピックが開催されると、記憶に残るような素晴らしいことが満載だよね…。オリンピック開催国に決まってから開会式や競技が行われるまでの関係者の尽力に敬意を表するよ。
『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』を見ているみたいだったよね。
これをデザインした人たちはとても才能があるね。それにしても雇い主はかなりブラックだなぁ😀 😅
日本のバラエティー番組にあった「脳カベ」という企画を思い出しちゃった。
『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』だ!<( ̄︶ ̄)>
優秀な頭脳からは世の役に立つ素晴らしいアイディアが生まれるものなんだね。
最高!
これは何を表しているの?
体操の平行棒のポーズだね。
これは?
きっと何かのメッセージが隠されているんだよ。
水を飲んでいるんじゃない?
そんな単純じゃないと思うよ。きっともっと深い意味があるはずだ。
どこから水が噴き出しているか…問題はそこなんだ😁😉
丸い岩みたいなものじゃない?
全部オリンピックに関係するものなんだよね? いったい何なんだろう。ハハハ。
アーティスティックスイミングじゃない?
違うと思うなぁ。
じゃあ何なんだろう?
コメント
エモジまで続く日本の独壇場の分野。
給料払うと給料分しか働こうとしないのが日本の労働者
雇う側も定額使い放題としか見てないからな
>給料払うと給料分しか働こうとしない
それが「労働契約」というものだと思うけど
契約後に色々上乗せしようとする方が異常
そうですよねぇ。
半拘束フリーランス契約で時間外副業できる筈なのに、「だったら、担当もっと増やしていいよね─」
「φ(^Δ^)おほほ。ご冗だーん」
オタク(元請)のとこの仕事は、単価安いは締め切り(仕事の入り)は一月ずれるわ。
契約してない仕事の上乗せも「当然」って…奴隷契約した覚えはないのだけどね。
本当に、頭イカレた人間が多すぎるわ。
海外の労働者なら給料払わなくても喜んで働いてくれるのか?
そんな奴隷がいるのはどこの国か具体的に挙げてみろ。
【家紋】のデザインにも通じるシンプルな美意識があるよね。
トイレのピクトグラムも東京五輪から生まれたのだよタイの人
チーム全体が無休なだけで、個別に休みは取ってたんじゃないの?
コンビニが無休だからって従業員も無休なわけではないみたいな。
「外人さんはうちの国の文字は読めないだろうから困らないようにしないと」というのは「英語でAll OK」な欧米では思いつかない発想だったのかもしれないね。
欧米の方が失語症とか文字の読めない人多いらしいのにね
今も現場の半奴隷労働状況は変わらないよ
違うのは中抜きしてる方々がしっかり経済を回してくれてる事
例えば今回のエンブレムデザインコンペや各種衣装デザインのためにどれ程のお金が流れたろう。今や五輪は表に出ない金をジャブジャブ回せる様な仕組みになっている様な気がするが、1964年の五輪に向けては国の威信をかけてみんなが同じ方向に向いてガムシャラに努力し働いた時代なんだろう。
東京タワーや新幹線の開業なども含む、戦後20年足らずで成し遂げたのだから。
果たして無給が美談なのか?著作権は誰の手に?
なんで批判的な意見こんなに多いんだろう…
「お国のために」「世界がより良くなるために」って
こういう人たちも少なくなかった。
無償だろうが何だろうが、
「下手なものを作れば自分の恥、国の恥」と思って必死で作って
良いものができた自負があるから「世界でも広く使用してもらうために」著作権を放棄した。
彼らは元々国内外で評価を受けていた専門家。
その人たちが国を挙げての一大イベントのために一肌脱いだ
その結果、ピクトグラムは世界に広がり彼らの名声も高まったって話なのに…
当時の日本は今よりずっと貧しかったことも忘れてるんだろうね
元のツイートだと著作権を放棄「させられた」ように読めちゃうからね。
実際はピクトグラム制作を主導したデザイナー勝見勝の呼びかけで、自ら著作権放棄の書類にサインしたらしいけど。
こういう物は普及しないと作った意味がないからね。
権料はどうしても普及の障害になる。
日本の発明者は公共の福祉を優先して度々権料を放棄する。
そして外国人はそこを狙って奪う。
今みたいにネットの様な個人発信手段はなく
テレビや新聞で取り上げられなければ
誰も気づかない無償奉仕。
そうなる可能性の方が高くても
国の一大事に関われる誉とか
今の自分があるのは国や世界のおかげ、今こそご恩返しだ!と
全力をもって取り組んだ方々ですからね。
異言語圏の人でも、文字の読めない人でも分かる
世界共通の新たな文字言語を発明し普及させたに近い。
とんでもない世界貢献だと思うわ。
>>これなに?
目を洗う洗眼場だよ
Twitterでピクトグラム作成が流行ってるけど
飼い猫が抱っこさせてくれないと抱っこ猫のピクトグラム作った人がいた
それがメチャメチャ可愛かった
非常口のピクトグラムの歴史も調べてみると面白いよ
著作権の放棄は以後のことを考えても英断だがこれを無償でさせたのはひじょうにまずいやり方
ちゃんとデザイン料を正当な値で支払わないとタダ働きを強要することになる
給水機じゃないかな?
プールの目を洗う用の蛇口って今ないんだっけ?
この水飲めますじゃないの?
そういう無給で奉仕する精神が素晴らしいみたいな誤った価値観を醸成してしまったから今のアーティストやデザイナーが金もらえない状況を生み出したのになぜか認めようとしないよな。
心意気とかどうでもいいんだわ。
ピクトグラムを生み出した自己満足と自分の将来に渡る世界的な評価を望むあまり将来のデザイナーの生活を棄損したんだよ。
少なくとも、ピクトグラムについては「広く普及」しないと本来の効果が発揮されないから、「公共財」に近い扱いとして個人や特定組織としての著作権は持たないのが正解だった。
あと「無給」といっても、上にも書いてある通りこの人達は専門家であって他の「本業」があったから収入自体は得ている。
今でいう「ボランティア」に近い。無償労働を広めようと思ってやったわけじゃないと思う。
タイの人が判らないのは角度を間違って掲載されてるからだろう
右へ90度回したのが正しい位置だと思う
水飲み場だろう
今はめっきり見かけなくなったが、昭和では公共の場には必ずあった。
営団地下鉄の駅は冷水器だったし
金がない学生時代はよくお世話になったw
無給でもやりたいと思えるプロジェクトだったわけだ。
本人たちの気持ち以外の正論はない。
凡人が多くて草。
金メダル級の仕事だと思うよ