清水建設と北海道大学が「コンクリートに塗ると二酸化炭素を吸収する新物質」を開発したニュースがタイでも紹介されていました。二酸化炭素の排出量の削減が期待できる新しい技術を見たタイ人の反応をまとめました。
コンクリートに塗るとCO2吸収する新物質開発
日本の企業と大学の研究グループが、建物に使われているコンクリートに塗ることで空気中の二酸化炭素を吸収させる新たな物質を開発したことを発表し、建設業界での二酸化炭素削減につながる技術として期待されています。
コンクリートは、製造過程で二酸化炭素を大量に発生させることが知られており、大手建設会社の清水建設と北海道大学はこの二酸化炭素の削減に取り組むため、水素や窒素などからなるアミンと呼ばれる新たな化合物を開発しました。
「テクノロジー」に関する海外の反応



コンクリートに塗るとCO2吸収 新物質開発 清水建設と北海道大
コンクリートに塗るとCO2吸収 新物質開発 清水建設と北海道大 #nhk_news https://t.co/vGgIVq1hLM
— NHKニュース (@nhk_news) June 4, 2022
この化合物をコンクリートの表面に塗ると、二酸化炭素が効率よく吸収され、炭酸カルシウムとしてコンクリートの内部に閉じ込められる反応が起きるということです。
密閉した容器の中で実験を行った結果、何も塗らなかった場合と比べて、吸収量は1.5倍から2倍に高まり、1時間半ほどで二酸化炭素の濃度が25%ほど下がることがわかりました。
二酸化炭素を吸収したコンクリートは腐食しにくくなり、耐久性が高まるため、ビルやトンネルなどのコンクリート構造物に塗ることで、二酸化炭素の削減につながるとされています。
清水建設技術研究所の辻埜真人グループ長は「二酸化炭素排出量の削減は建設業界においても大きな課題であり、実用化を急ぎたい」と話しました。
日本のネット民のコメント
わぁ、スゴイじゃない️
— Tak Ishiguro (@tak_ishiguro) June 4, 2022
耐久性も上がるんだな
— プロテインアミノ (@amino_protein) June 4, 2022
実用化されるといいな https://t.co/BYtebtyNF5
— たちばな (@derneptun1) June 5, 2022
え、環境問題が爆速で解消されるやつやん https://t.co/gcCurAXPaQ
— マンボウ☆ロマンボウ (@Fv0Manbou) June 4, 2022
高度すぎてもはや魔法にしか見えない科学 https://t.co/NicJDUZDKw
— Liz (@easily_1) June 4, 2022
はははーすごすぎて意味わからん https://t.co/nOFX0RyUMT
— さっちゃん (@ystm_zzz) June 4, 2022
”二酸化炭素を吸収したコンクリートは、内部の鉄筋が腐食しにくくなり、耐久性を高める効果もある”
何この発明!こういう改革が日本にもっと光があたってほしい。 https://t.co/Bv8ZaGwyGq
— kimataku_japan (@kimataku_japan) June 4, 2022
このコンクリートを使った街では植物は育ちにくくなると言ふこと?
— 天下の素老人 (@5GeE6O5LfAlUuQR) June 4, 2022
タイ人の反応
大きな成果が期待できる研究だね✌✌
実施試験では何か成果が出たのかな? 研究室での実験と実施試験では結果が全く違う場合があるからね。こんな素晴らしい研究が成功してくれたら、地球がこれ以上破壊されずに済むのに。
今はまだ実施試験は行われていないけど、研究グループのリーダーはこの技術をすぐにでも実際に用いたいとインタビューで話していたよ。
世界に新たな希望をもたらしてくれる研究だね。
日本の技術は素晴らしいなぁ。
清水建設と北海道大学の研究グループがアミンと呼ばれる新たな化合物を開発した、と書いてあるけど、これは二酸化炭素を吸収する新しいタイプのアミンを合成した、ということだと思うよ。アミンという化合物の存在は昔から知られているからね。
建物の構造に影響を与えることなく利用できるなんて素晴らしいね。地球環境の保護に大きく貢献すると思うよ
アミン(amine)をアニメ(anime)と空目しちゃった。
素晴らしいニュースをありがとう。
すぐに飽和状態になってそれ以降はもう吸収しなくなったりしないのかな?
コンクリートは二酸化炭素を吸収しすぎると炭酸化によって腐食するから、吸収する二酸化炭素の量には限界があると思うよ。
石灰化して硬くなるんじゃない? そのうち鍾乳洞のようになっちゃうよ。
まぁ、コンクリートだからね。炭酸カルシウム(CaCO3)だよ。
最先端の技術だね。
凄すぎる!
これはいいね。
大変素晴らしい研究だね。
二酸化炭素を吸収して、それからどうするんだろう? 飽和状態になるまで吸収し続けるということなのかな?
アニメ(anime)じゃなくてアミン(amine)か
きっとコンクリートに混ぜて使うんだろうね。いずれにせよ炭酸カルシウム(CaCO3)はコンクリートの成分だから。
値段はどれくらいなのかな? どんな層をターゲットにしているんだろう?
二酸化炭素を限界まで吸収した後に、放出する側にまわるということはないの?
新しい化合物だって? アミン基は窒素と水素じゃないの? https://en.wikipedia.org/wiki/Amine
新しいアミン化合物の一種であると報道されていたよ。
ニュースを翻訳した人は化学の知識があまりないのかな?と感じたよ。
ニュースでは詳しいことは報道されていないから、化学の知識がない人なら誤解してもおかしくないと思うよ。
素晴らしいアイディアだね。
興味深い。
二酸化炭素を吸収するのは凄いけど、実際に利用され始めたら木や草などの植物が困っちゃうんじゃないかな。
素晴らしい研究だね。
面白い研究だなぁ
実は、コンクリートの強度を上げる研究だったのが、思いがけず良い副産物をもたらしたということなのかもね。
タイの煙害やPM2.5の問題も解決してほしいなぁ…。
コメント
グレタ「私の金儲けのネタを潰すな」
壁に塗る漆喰は乾いた後も二酸化炭素を長期間に亘って吸収結合しながら硬化するから、その応用なのかもね。
だが、コンクリの砂がもう無い。
やや手遅れ感。
CO2の問題だけど、約30年後に世界人口の減少が始まり加速すると予測されていて、それに従って人間の活動自体が減るから削減なんてしなくても自然と減っていくと思われ。
鳥取県「あるわー。砂。ここ、ほぼ砂場。」
耐久力アップにCO2削減とかこれガチならノーベル賞ものだろ
二酸化炭素の直接吸収量よりは、コンクリートの耐久性が上がって長持ちすることで、コンクリート製造過程で出る二酸化炭素を減らせるって感じなのかな
これローマン・コンクリートみたいな仕組みか?あれも外部からミネラル吸収して結晶が内部を固くしてくれるらしいけど
バクテリアの活動でコンクリートを自己修復するのが実用化されてるそうだし、これと一緒にすると、
雨が多くて亀裂から鉄筋腐食や白華しがちな日本でも、建築寿命が意外に短いRC造建築で100年以上保たせやすくなるだろうし、温暖化対策にもなるんだろうなぁ。
あとは酸素を排出できるようになれば
ビルが都市の、人工の木になるのか?…
【高度すぎて、もはや魔法】か。
まあ日本男性の30才以上は魔法使いが多いし、女性も小悪魔・美魔女が多いし。
とはいえSF作家のアーサー・クラークの3原則どおりだね。【十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。】
人間って理解できないレベルの科学は魔法と同じなんだね。
コンクリートが無限に二酸化炭素を吸収し続けるわけでもないし
効果がないとは言わんけど限定的なのでは?
コンクリートの製造過程で二酸化炭素が大量に発生するんだから
「従来のコンクリートよりもマシ」でしかないでしょ
コンクリートを使わないという選択がない以上、十分偉業ではあるのだが
なんか勘違いしているコメントが多い気が
限定的でいいんだよ
CO2削減はたくさんの方法があってどれも限定的だけど、それらを蓄積していけば一定の効果があげられる、それでいいの
ひとつの施策で完璧な効果なんか期待しちゃダメ
効果がある・ないの2択で考えるのもダメ
吸収した二酸化炭素を取り出すことは出来るのかな?
雨降ったら弱まるんじゃないの?
我が家の雨入りまくり欠陥基礎も塗ったらどうにかなるようなの開発してほしい
わたし待つわ 何時までも待つわ 他の誰も作れないものになるまで (^^♪ ♬
石炭灰からセメントを作れる火力発電機があるのだが、色々面倒なので世界で一機、北海道にしかない
CO2を実質0でセメント作れるんだけどねー
大事なのは二酸化炭素に「変換しない」事であって、
二酸化炭素を「封印」するのはマズいんだが・・・
酸素、炭素、二酸化炭素の残量が少ないって解って無いのかな
北海道大学と東北大学は環境技術の宝庫