日本のトヨタがインドネシアでのEV開発に2000億円投資!インドネシアの投資奨励策が凄い!【タイ人の反応】

トヨタがインドネシアに2000億円投資反応
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トヨタ自動車がインドネシアのEV、HVなどの電動車事業に2,000億円を投資するというニュースがタイでも紹介されていました。インドネシアがどのような政策で海外の自動車会社を誘致しているかを見たタイ人の反応をまとめました。

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トヨタに2,000億円も投資させたインドネシアの政策とは!?

先日、トヨタ自動車が、電気自動車開発のため、インドネシアで610億バーツ(2,000億円)もの投資を行うと発表しました。

このニュースは、タイやアジア諸国の電気自動車(EV)産業にも大きな影響を与えるものでした。

日本の巨大企業であるトヨタが投資先としてインドネシアを選んだ理由は、政府による電気自動車への支援体制と、長期的計画があったためとしています。

今回は、諸外国を魅了するインドネシアのEV優遇策についてお届けします。

2025年までに、インドネシアで生産される自動車のうち20%をEVにする

EV

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2019年1月、インドネシア政府は、国内での電気自動車の普及率向上を目標に掲げ、EVに対する本格的な支援体制を表明しました。

現在、インドネシアではEVはガソリン車より30%も価格が高く、EVの価格を下げるため、政府は自国での生産を促進することにしたのです。

国内でEVが生産されれば、価格の低下により利用者が増えるほか、インドネシアは外国への輸出による恩恵を受けることになります。

また、インドネシアは国内中部の島に豊富なラテライト鉱床を持っており、これはEV用リチウムイオン電池の原材料となるため、EV生産を推し進める好材料となっています。

政府による税制面の優遇措置は、以下の通りです。

・EVに掛けられる奢侈税(いわゆる贅沢税)40%を減免。

・EVの輸入関税を40%から5%に減免。

・バッテリー製造業者に対する特別免税。

・二酸化炭素の排出量により、奢侈税を減免。

インドネシア工業大臣は、今回の優遇策により、2025年までにインドネシアで生産される自動車のうち、20%をEVやハイブリッド車にするという目標を掲げました。

こうした優遇策に自動車メーカーが注目

インドネシア政府は、EVに対する手厚い支援策に加え、自動車メーカーからの自発的なコンタクトをただ待っているだけではありませんでした。

政府の方から積極的に自動車メーカーと交渉の場を持ち、EVの発展を早期に実現できるよう、働きかけたのです。

実は、1月に政府方針の変更を発表するより前の2018年12月に、現代自動車はEVの製造工場を建設することに合意していました。

この韓国の自動車メーカーによる投資額は、8億8千万ドル(約280億バーツ)(1,000億円)です。

インドネシア側によると、当該工場の生産能力は年間25万台、そのうち53%が東南アジア及びオーストラリア向けに輸出され、47%が国内向けとのことです。

韓国メーカーのみならず、三菱自動車も視察に訪れ、インドネシア政府と共に、充電スタンドなど、EVのための基礎的設備などについて調査を行いました。

1月のEV優遇策発表後、インドネシア工業大臣は、メディアに対し、既に投資を発表した韓国だけではなく、日本の自動車メーカーとも話し合いを進めていると語りました。

また、複数の韓国メーカーがEVの生産拠点建設を検討中ということですが、メーカー名は明かされませんでした。

そうしているうちに、大きなニュースが飛び込んで来ました。

なんと現代自動車に続いて投資に名乗りを上げたのは、世界のトップ自動車メーカーであるトヨタ自動車だったのです。

EVは、電機自動車のみならず

インドネシアの交通事情

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よく見ると、この記事の中では電気自動車とEVという2つの単語が使われていることにお気づきかと思います。

これは、インドネシア政府が電気自動車だけではなく、電動バイクも推進しているためです。

インドネシアは、タイと同様、自動車よりもオートバイの普及率が高い国です。

従って、電気自動車だけを支援しても、自動車ユーザーの意識を変えない限り、または電動バイクへの切り替えが進まない限り、二酸化炭素の排出量削減にはさほど繋がらないのです。

インドネシアのバイクメーカー「Gesits」は、ほとんどの部品を国内で調達した国産バイクを製造しており、価格も44,000バーツ(15万円)からとなっています。

今年の初めに正式に販売が始まり、お披露目式ではジョコ・ウィドド大統領が試乗して見せました。

ジョコ大統領によると、国民がEVを利用するようになれば、国として1億6,600万バーツ(5億7,700万円)の節減に繋がるそうです。

このような事情から、インドネシア政府はEV推進に本格的に取り組んでいます。

インドネシアにおけるEVの今後

国内市場

国民をガソリン車からEVへ移行させるためには、価格の低減のみならず、様々な要素が鍵となってきます。

ウェブサイト「Market Research Indonesia」は、自動車ユーザー100名を対象に、電気自動車に対する意識調査を行いました。

それによると、54%の人が、国内で電気自動車が販売されていることを知りませんでした。

更に、電気自動車のメリット、デメリットについては、以下の通りの回答となっています。

メリット

  • エネルギー源
  • メンテナンス費用が安価
  • 外観
  • 車両サイズ

デメリット

  • 走行距離
  • 価格
  • 充電スタンド

一方、オートバイユーザーの63%は、国内で電動バイクが販売されていることを知っており、そのメリット、デメリットについては、以下の通りの回答となっています。

メリット

  • エネルギー源
  • メンテナンス費用が安価
  • 価格

デメリット

  • 走行距離
  • 外観
  • 充電スタンド
  • 車両サイズ

この調査から読み取れることは?

この調査結果から、自動車、オートバイユーバーともに、EVの利用にあたっては、充電スタンドと走行距離について懸念していることがわかります。

この点については、EVを推進する政府にとっても課題であり、十分な数の充電スタンドを用意する必要があります。

この問題をクリアすれば、ユーザーは目的地までたどり着けないのではないか、という不安を解消することができます。

インドネシア政府がこの課題に取り組めば、インドネシアでのEV普及率は飛躍的に伸びることでしょう。

自動車の輸出

現在、東南アジア諸国の中で、インドネシアはタイに次いで自動車の輸出台数が多い国です。

なぜなら、自動車メーカーがインドネシアを人気のMPVの生産拠点とし、輸出しているからです。

一方、タイでは主にピックアップトラックが生産されており、世界的にみればMPVよりも需要があります。

しかし、もしもインドネシアがEVの生産拠点となったら…?

インドネシアの電気自動車は、オーストラリアと東南アジアをメインに輸出され、そこにはタイも含まれています。

今後インドネシアは、輸出量でタイと並ぶ可能性も出てきました。

今回は、インドネシア政府の優遇策に乗った韓国と日本の自動車メーカーについての情報をお届けしましたが、果たしてインドネシアのEV推進策は成功するのでしょうか?

目標通り、2025年までにインドネシアのEV普及率は上昇するのでしょうか?

結果はまだ分かりませんが、我々も今後を注視する必要がありますね。

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タイ人の反応

人口7千万人、出生率は低下の一途を辿る国と、人口2億6,500万人の国。あなたが投資家だったら、どちらに投資する?

インドネシア政府が減税を推進したのが大きいね。ラテライト鉱床があるから、税収が減っても怖くないんでしょう。

いろいろ魅力的な要素があるよね。EVの推進は、素晴らしいと思う。環境に優しいという点に多くの人が賛同すれば、自動車メーカーの生産数は飛躍的に伸びるだろうね。

どうしてタイではEVはあまり人気がないんだろう?

部品が高いし、充電スタンドも少ない。確か、1度の充電で走れるのは200キロだし。政府もEVの推進策をまだ策定してない。それは、国民の興味があまりないこともあるけど、恐らくPTT(タイ石油公社)の影響もあるだろうね。

EV、すごく興味があるよ。

タイは、EVに使われる資材の税金を上げることを推進してる。

その通り。

終わったね…タイは国内でずっと揉めてばかりで、後れを取ってしまった。

充電するときは、けっこう並ばないといけないのかな?

タイのEEC(東部経済回廊)には呼べないの?

タイは、まだ反対意見が多いんだよね。PTT(タイ石油公社)がタイで大きな権力を持ってるから。

興味はあるけど、もし買っても充電する場所なんてないよね。

インドネシアは投資しがいがあるのが分かるね…。

OPECのかつての加盟国に投資するの?

首相が最低賃金を上げると言ったら、工場はこぞって近隣諸国へ移転した。今頃になって賃上げは行わないと言ってるけど😏😏

タイ政府は言った。新しい車を作ったら、古い車は誰が買うんだ?

すごく興味深い。

タイにも多分、電気自動車の工場あるよね。
(訳注:タイにもEVメーカーやEVの物品税免除などの投資奨励策はあります)

電気自動車、欲しいな〜。

ส่องนโยบาย “สนับสนุนรถยนต์ไฟฟ้า” ของอินโดฯ ทำอย่างไรให้ Toyota กล้าลงทุน 61,000 ล้าน!?

コメント

  1. 電気バスは中国のBYDが世界で圧倒的に強くて危機感がある
    路線バスならEVの難問である航続距離も問題にならんしね
    一般乗用車のEVは日本勢に頑張ってほしい

    • ちょっと前まで中国は補助金使った電動バイク推奨してたけど
      バッテリーの寿命問題と爆発の問題があって中国政府が補助金切ったらあっという間に消えちゃったけど
      BYDのバスはバッテリーの問題クリアしたのかな?

  2. ヒュンダイは中国で作ってたけどすごい勢いで売上が落ちてて、苦し紛れの南方進出を推進中だもんな。

  3. > 充電するときは、けっこう並ばないといけないのかな?
    ガソリンでさえ並ぶ事もあるからな。充電に時間が掛かるEVとか、ピーク時にどれだけ並ばされる事になるやら・・・
    現状、大きめの公民館やら、大規模駐車場完備のコンビニやらに充電器が置かれてるし、暇つぶし出来る施設と併設とかって感じになるのかねぇ・・・。

  4. 昨日ジャカルタで12時間も大規模停電あったそうだけど大丈夫なんだろうか

  5. あれだよあれ、韓国の自動車は低迷で東南アジアにシフトしてるけど
    結局東南アジアはこれから延びる市場で、裕福な連中も増えてる
    日本の信用は絶大だし、日本車には勝てないだろう、原付感覚で買う人はいるだろうケド
    結局粗悪品しか作れない韓国はダイソーみたいなもん
    そのうえ意外と中国がその低レベル自動車で延びてきてるから韓国は将来が無い。

    • んー、インドネシアかぁ…
      勝手に情報を中国に流されそう

  6. タイもインドネシアも行きたいなぁ〜

  7. ネシアは産油国なのにそっちに舵を切るのは興味深いね。鉄道やら戦闘機やら、なりふり構わず外から技術と金を集めてるな。

    • 中東を見れば分かるじゃん
      アメリカのオイルメジャーの気分次第で、石油なんてどうなるか分からない不安定な市場でしかない

      手遅れになってから対処するのではなく、あらかじめ対処に動くのは賢いと思うよ

      ベネズエラなんて世界最大の原油埋蔵量で世界トップクラスの金持ちになれるポテンシャルを持ってるのに
      反米と内戦で世界ワーストの貧乏国になっちゃったし

      ベネズエラにしろスーダンにしろ、石油の産油国なのに貧乏な国ってたくさんあるよ

  8. タイも人口減ってるのか

  9. 中国は、物凄い速さで都市部のEV車へのインフラ設備が整っていて、圧倒的EV車市場だ。
    小型バイクなんて、すでに電気バイク以外はほぼ皆無。
    公園や駐車場など、凄まじい大量の充電ステーションがある。
    日本なんて、一箇所に2基か3基程度。中国は50基以上ある。
    中国は、というと全部に聞こえるので、都市部だけの話です。
    その中国には、小さな企業まで入れると200~300社のEV車メーカーがあります。
    その中で、割と大きくなったメーカーは約20社あります。
    中国のEV車市場のほとんどがこのメーカー達です。
    日本企業は、中国のEV車市場に圧倒的に遅れてしまっていますが、インドネシアに中国メーカーが一気に拡大する可能性は大きくありえますね。

  10. 元が火力発電だと意味ないよね。

    • 勘違いでも意識だけは高い欧州勢の投資を呼び込めるぞ

  11. どちらも大変暑い国だけど、バッテリーの冷却を考えないと劣化がひどいことになるよ。日産リーフのように頑なに冷却しないとか、充電電力を絞るとかアホな対策しかしないとリコールになるね。ここで使えるEVが出来れば日本に輸入しても良いね。

  12. インドネシアは前科持ちだからあまり信用できない

  13. あの大統領がEVの普及なんて真面目に考えてるわけないだろw
    また日本企業を騙せる体のいいネタ見つけたわ、くらいにしか思っていない

  14. 韓国からインド べトナムに行くべき
    インドネシアは信用出来ない

  15. インドネシアは豚骨ラーメンとカツサンドが食えないからイマイチだな

  16. 電池をカートリッジ化できればねえ。
    技術的には難しくはないと思うけど、所有権の問題や規格の統一が必要よね。

    • カートリッジは売らないでリースって形にすればいいと思う

  17. EVなんてすぐパクられる。インドネシア? ははは

  18. 一時はプリウスをタイ工場でも作っていたんだけどね。
    部品の国産率を達成できず優遇措置が切れたから撤退することに。
    電気部品が価格の多くを占めるので、他の自動車のように内製率をあげるのは難しかった。
    政治って大事だよね。

  19. まあタイは経済成長しちゃった後だからね
    他の東南アジアに比べると投資面ではちょっと苦しいかな

  20. 取り敢えず、自転車を自作するトコロから始めたら?

    基本も出来てないのに応用をやろうなんて、将来の破綻が目に見えてるじゃん。

  21. インドネシアは日本との鉄道事業で前科持ちだから心配だわ…
    あとEVバイクに関しても危機感を持つべくは韓国じゃなくて中国だな。
    中国は既に国内の燃料を使うバイクの規制が入ってて見た目原付のバイクはほぼ100%EVだし。
    EV車はレシプロ車より遥かに開発生産しやすいから中国みたいな既に量産を得意とする国にシェアを奪われかねない。(というか一部の産業はもう手遅れだけど)

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